30代夫婦、共働き。
サラリーマンの夫に、派遣で働く私。
二人分の収入で経済的に余裕のある暮らしをしていた我が家。
家計簿なんてつけたことはなかったし、つける必要性も感じませんでした。
贅沢な暮らしはしてなかったせいか、そんな状態でも貯蓄もできていました。
しかし、私の妊娠が発覚!仕事を退職をした後、そうも言ってられなくなってきました。
何となく適当につけ始めた家計簿は毎月赤字!子供が産まれて、むしろ貯蓄を増やさないといけないくらいなのに、赤字!!家計の見直しを否応なしに突き付けられました・・・。
赤字の理由は色々ありましたが、家計簿をつけてみて一番問題だと思ったのはやはり、共働き時代の金銭感覚。
頻繁に外食に行ったり、買い物をしたり。
ガスや電気、お水も気にせずつかっていました。
当時は大した出費に感じていなかったのですが、まさに塵も積もればなんとか・・・な状態。
家計簿の収支内訳を見た時、予想以上のその比率の高さに愕然としました。
まずは夫婦で、この危険な状態を認識・理解することから始めました。
イマイチ危機感を感じてなかった夫も、家計簿のグラフや収支を見せて説明をすると、納得。
夫婦で「節約」という同じ方向を向くことができたと思います。
更に、私は月末に一気に入力していた家計簿を、細目につけることに。
そうすることで、お金の収支をリアルタイムで認識することができ、その時々で必要に応じて、お財布の紐を絞ったり緩めたりすることができるようになりました。
最後に、家計簿を見ながら月末に反省と学び。
これをすることで、来月以降どうすればいいか、対処ができるように。
更に、毎月どれくらい何にかかるのか、今後どんなことに出費がありそうか予想がしやすくなり、急な出費等に対してある程度は対応できるようになりました。
今の私達にとって家計簿は、家計を把握をし、そこから学び、対応するのに必要なツールです。
そして、人生のなかで起こる、結婚や出産等のイベント。
その度に、家計を見直すと、今までは気にしていなかったことや、必要なことなど、何か新しいことが見えてくるのかもしれません。